海外へ語学留学をしたいけど、どの程度の英語力が必要なんだろう。ある程度英語力がないと留学行っても、現地でやっていけないのかな。
そういった留学前に抱える疑問について答えます。
私の海外生活歴は以下の通り。
- バンクーバーでの1年間の長期留学
- マルタでの1ヶ月の短期留学
- バンクーバーでの1週間の超短期留学(夏期休暇)
- アメリカでの海外勤務
- 現在ロンドン在住
カナダ留学先の語学学校でクラス分けのために受験したTOEICでは320点というスコアでした。
TOEICを受けたことがないまま海外に行ったということは、今考えればどうなの笑?という話でもありますが、そうしたレベルで留学したという事実と、そんな私を反面教師的な目線で見ながら、読んでいただければと思います。
どの程度のレベルの英語力が必要なのか (英語話せないけど大丈夫?)
語学学校に入学しての語学留学であれば、必要な英語レベルは特にありません。留学生が集まるエリアは英語が話せる人から、話せない人まで色々な人が集まっています。
英語を話せるようになる、という強い意志と目標さえ持っていれば、自分のレベルにあった留学生活を送り、暮らしていけますし、英語も上達して行きます。
英語が話せない中、留学直後にどのような機会に英語を話すのかは以下の通りです。
- 語学学校に入学、クラス分けで自分の英語力に合ったクラスからスタート
- 最も下のクラスであれば、基礎の基礎からスタート
- 先生も英語が話せない、聞けない留学生の対応、スピードに慣れている
- 最初は同じクラス、同じ時期に来た学生との会話に慣れる
- ホームステイ先で学校以外の英語に触れる
語学学校に入学、クラス分けで自分の英語力に合ったクラスからスタート
語学学校は入門クラスIntroductoryから上級者クラスAdvancedといった具合に、自分の英語力にあったクラスに振り分けられます。
授業内容、クラスメイトともに自分の英語力に沿った時間を過ごすことになります。そのため英語力が乏しいからといって、自分だけ置いていかれたり、自分だけ話せないために恥ずかしい思いをするという心配もありません。
しっかり英語の基礎から学び、多くの人と話すことで英語は上達していきます。
最も下のクラスであれば、基礎の基礎からスタート
一番下のクラスに振り分けられると、英文法の基礎の基礎から学び直すことができます。
学び直す内容は義務教育で英語をやったことのある人なら、理解できるものが多い。そのため、英語を聞けないと不安に思っている人でも、先生が話してくれるスピードが丁寧であることに加え、内容も理解しやすいので、授業の中で英語に慣れていくということが可能です。
そういった基礎でも学び直す意味がある
私は一番のクラスからスタートして、初日はこんな内容?と衝撃を受けたことを覚えています。しかしこれが逆に良かったことで、実は細かい部分で使い方であったり、分かっているようで分かっていないことが多いことに気づきました。
ネイティブと話す上で、違和感のない英語を学ぶということは、今後のスピーキングはもちろん、リスニングなどにも影響を与えるので、基礎から学ぶことは大切です。
先生も英語を話せない、聞けない留学生の対応、スピードに慣れている
語学学校の先生は毎月毎月新しい留学生と交流をしている方達です。各レベルに合わせて使用する単語、スピードを使い分けて授業を進めたり、授業の合間、放課後の会話を楽しんでくれたりします。
最初は同じクラス、同じ時期に来た学生との会話で英語に慣れる
最初のクラスメイトや同じ時期に来た留学生は、英語力も自分と同じくらいで、且つ入国したばかりで不安を抱えている者同士が集まっています。
こうした留学生とは臆することなく英語を話せます。学校内だけでなく、放課後も一緒に勉強したり、カフェに行ったり、飲みにいったりと、英語を話す機会が多くあります。
留学時代にできた交流関係
留学で同じ時期に来た留学生や、語学学校で同じクラスになった留学生との繋がりは財産になります。私も留学から10年以上経ちますが、当時の留学仲間とは今も交流があります。
この理由はやはり到着当初の不安な気持ちの中、同じくらいの英語力や志で支え合ったという時間が大きいと思います。
ホームステイ先で学校以外の英語に触れる
留学当初はほとんどの方がホームステイをされると思います。ホームステイ先では学校ほど優しく英語は話してくれないかもしれませんが、学校外でネイティブの英語に触れる良い機会になります。
ホームステイ先は基本的に自分では選べないのですが、子供のいるファミリー、老夫婦、おばあちゃんだけのホームステイファミリーと様々で、またホームステイ先には自分以外の留学生(ルームメイト)がいるファミリーもあります。そのため、ホームステイ先でもホームステイファミリーだけでなく、他の学校の留学生と話す時間も作ることができます。
私は朝、晩の食事や、食後のテレビの時間にホストマザーと談笑したりと会話の時間が充実していました。
私はホストマザー1人、ルームメイト3人のステイ先でした。毎日食後に話すということで、英語を話す自信に繋がっていたと思います。
とは言いつつ、留学出発前にできる限り英語学習は進めておくべき
そうか!それなら出発してから、英語を本気で勉強するぜ!
となってはいけないのが、留学を決めたそこのあなたです。留学期間は無限にあるわけではありません。成長速度が同じでも、スタートが違えば学べること、留学終了時の着地点も異なります。
出来る限りの基礎力を上げていくようにしましょう。留学は行くと決めたその日から始まっています。下記に留学前に基礎力を上げるための記事リンクを貼っておきます。
留学までのモチベーション向上のためにTOEICを活用する
留学までに英語を勉強しながらTOEICを受験することは、現在の自分自身の英語力や成長具合が参考値としてわかるのでおすすめです。
TOEICマニアになる必要はありませんが、最初の頃は文法を少し勉強することでTOEICの点数は上がりますし、またTOEICの文法を学ぶことで、基礎力の向上にも繋がります。
以上、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
コメント