イギリスでの隔離生活 – PCR検査 編-

英国も変異株で騒がれていましたが、ロックダウンの効果、ワクチン接種も進んだことで感染者数も一時期と比べ、    かなり落ち着いてきたと言えます。 コロナ禍で海外駐在、出張も減少したかと思いますが、これから英国へ行かなければならない、という機会も増えるかと思い、渡英した情報を共有したいと思います。

先ずは日本でPCR検査キットを予約する

2021年4月現在、英国入国後、自主隔離を10日間行い、PCR検査を入国2日目と8日目に隔離先で行う必要があります。この隔離先で行うためのPCR検査キットを自分自身で予約したホテルなどの隔離先に送付する、という手続きが必要です。

Travel Test Package (PCR検査キット)の予約方法については、下記URLから予約が可能です。https://quarantinehotels.ctmportal.co.uk/Quarantine/Home.aspx

隔離先にてTravel Test Packageを確認

無事英国に入国後、隔離先に到着すると、既に隔離先にパッケージが到着しています。

中身は説明書(英語)、喉・鼻の奥を擦るの綿棒、綿棒を保存するための容器、容器を封するためのビニール、郵送する際保護するためのクッション材、郵送用の箱(要組み立て)、箱用のシールが入っています。

PCR検査を実施する日

2日目と8日目に実施、とされていますが、到着日翌日を1日目として起算します。例えば月曜日に到着された方は、2日後の水曜日と翌週の火曜日に実施をします。到着日を含めて、翌日火曜日に実施してはいけません。

実は私恥ずかしながら、誤って到着日翌日に実施してしまったのです。                        実施後に念のため確認をと、説明書に記載されている問い合わせ先に確認をしたところ、誤っていることが発覚しました。しかし、Customer contact center の窓口の方から、問題ない旨を確認し、一安心しました。

ちなみに余談ですが、この問い合わせ窓口は英語ですが、英語に自信のない方は通訳をつけることが可能です。冒頭に母国語は?と聞かれるので、日本語と答え、通訳が必要と回答すれば、通訳付きで通話可能です。但し、この通訳の方はあくまで通訳の方で、UK政府の方ではないので、日本人の方が専門的にアドバイスをくれる訳ではないので悪しからず。

PCR検査のための手順

  1. 中身を確認し、以上の7点が入っていることを確認してします。
  2. 説明書を開け、最寄りの郵便ポストを確認します。 www.royalmail.com/services-near-you 検査後、自ら郵便ポストに投函する必要があるためです。隔離中ですが、このポストへの投函のみ外出を許されます。
  3. 説明書に記載されているURLから、自身の検査パッケージ番号を登録します。                   URLや番号は説明書内に記載されていますので、ご参照ください。
  4. 綿棒を取り出し、喉(のどちんこ横を左右四回ずつ)、鼻の奥(2.5cmとされています)を10回転させる、とされています。説明書にYoutubeのリンクがあり、そこでも方法について確認できます。私も実際に実施するまでは自分でできるのか、、、、?という気持ちでしたが、特に問題なく、陰性の結果を頂きました。                  
  5. めん棒を保存用容器に入れます。容器に入れるために、目安線の部分で綿棒をパキンと折って容器に入れいます。   容器に収める際、綿棒が長すぎて折れ曲がってしまったり、短すぎることのないよう、目安線に従うようにして下さい。
  6. 容器の蓋をきっちり閉め、ビニールに入れて封をします。
  7. 箱を作成し、箱の中にビニールを入れて、シールをすれば完成です。

最後にポストへ投函します

調べておいた最寄りのポストへ投函します。検査を行った当日に必ず投函しなければならないので、朝一に行い、すぐに投函しに行くことをお勧めします。この際に郵便局へ行ってはいけません。隔離中であることを忘れずに、ポストに投函後は速やかに帰宅しましょう。

結果は登録したE-mailアドレスに送信されます。私の場合は投函の翌々日に連絡がありました。

さいごに

日本にいる時には、本当に自分でできるの?という不安もあったものの、やってみれば簡単ですので、ご安心ください。  それよりも隔離先をホテルではなく、Air B&Bを利用して、アパートで隔離することをお勧めします。英国は隔離先を自分で選べますので(Red Zoneからの入国者を除く)、狭い1室のホテルよりもリビング、キッチン付きの部屋の方が、気を楽に隔離生活を過ごすことができると思います。

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