留学に行くことの利点、メリットって何ですか、行くことで帰国後就職活動で有利に働きますか?という考える留学生も多いと思います。
海外に行きたい、留学したい、と考えている人は行った方が良いです。自身もカナダへ1年間留学し、それだけでは物足らず、大学の卒業旅行と題し、単身マルタへ留学、学校へ1ヶ月通いました。
しかしながら、留学に行く、というだけでは何のメリットにもならないことを、これから留学へ行く皆さん、留学中の皆さんのためにお伝えします。
結論から申し上げると、留学に行くことを自分の強みにできるか、留学中経験を価値あるものにできるかはあなた次第です。
留学の利点とは?
先ず留学に行って得られる利点をお伝えします。一つ一つの解説については改めて公開したいと思います(今回は何をすべきか、に焦点を当てます)。
- 英語力の向上
- 英語を話すことに対して自信がつく
- 海外の文化を理解することができる
- 将来やりたいことの視野が広がる
- 海外、日本問わず、色々な世代の友人が増える
留学生が陥りやすい落とし穴
利点についてご説明する前に、ここで一度考えて下さい。
どれも学ぶだけなら、別に海外に行かずとも日本で、何ならオンラインで学べてしまいます。留学に行った人だけが英語をできるわけではない、日本で外国人と積極的に日本で交流できれば交流も増えれば、それ以外も達成できる内容です。
行けば何か特別なことが、留学終了時に自動的に得られているなんてことはなく、もしかすると終わってみれば高いお金を出して、日本でできた経験と対して変わらない、なんて可能性もあると思います。
留学に行くという決断は素晴らしいことですが、決めてからがスタートですので、上で書いた利点を、日本では得られない経験にすること、特別な経験をためには、自分自身がどのように留学生活を過ごしたかに多分に影響されます。
何をすれば留学生活が特別なものになるか
プラスαの行動をする、これを意識して下さい。プラスαの経験作りを習慣化させること、これが特別な留学生活を作り上げていきます。
方法というより精神論的な話になり恐縮ですが、結局この一言に尽きます。英語力の向上も、海外で得られる経験も、プラスα、自分で考えて、行動したか、自分で考えて行動しているか、で得られる経験が変わっていくからです。
最初は小さなことからで構わない
いきなり大きなことをやろうとしないで構いません。学校で行われているアクティビティに参加するなど、ちょっとしたことからで構いません。語学学校ではアクティビティとしてイベント、勉強会などが開催されています。私の学校では放課後に先生以外のカナダ人とカフェでグループトークを楽しむ、という機会があり、参加をしていました。
たった1時間のグループトークでしたが、イベントに参加する→英語を話す機会の増加→クラスメイト以外の交流が増える→色んなトピックで話す機会が増える→文化や知見が広がる、といったかたちで、得られるものが増えていきます。
勿論アクティビティに参加するだけでは、特別な経験にはならないかもしれません。しかしながら、自分で動いてプラスαの行動を積み重ねることで、少しずつですが、日本では得られない経験を増やす習慣ができていきます。
小さなプラス大きなプラスαへ
小さなプラスαで得た交流や経験から徐々に大きなプラスαに変わっていくでしょう。アクティビティで広がった交流から、ボランティアに参加したり、他の人の考え方、目標について話す機会が増えることで、自分にとっての留学先での目標ができ、今自分にが何をすべきか、がどんどん明確になっていきます。
結果、新たな目標=留学先の集大成、というものができれば、それに向かうための日々の活動、勉強、があなたが留学で何を得たの、というものに繋がっていきます。
プラスαの行動で交流を増やす
プラスαの行動→習慣化→交流が増えていく→自分の考え方、生き方が感化されていく、留学先では日本でだけ過ごすことに比べて、この経験を得られる機会に格段に恵まれている。
しかしながら、プラスαの行動がないと、その交流は限られたものだけになり、得られる経験も限定的になってしまい、結局日本にいる(限定的な環境)と変わらない、経験になってしまう。そのことをを改めて認識して留学生活を過ごしていくことができれば、留学生活が終わるころに、私ははこれをやり遂げた!というものが得られているでしょう。
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