大学に入学したけど、日々の充実感が足りない。これから就活のためにも何かスキルになるようなことを始めたいな。
先ずは英語を始めましょう。
本記事の内容
- 何か始めたいと悩む学生にまず始めてほしいことは英語
- 就職活動においての英語を学ぶことの意味
- 今日から始められる英語を学ぶための具体的な方法
この記事を書いている私は、ロンドン在住の会社員です。大学時代に英語を学びたいと思い英語学習を開始しました。学習当時の英語レベルはTOEICの点数で言うと320点からのスタートでしたが、学生時代に740点を取得、現在の英語を使用する会社に就職しました。働いてからも英語学習を続け、海外勤務歴3年目、ロンドンにて勤務をしています。
大学生活が充実していたかというと、正直そういったことはありませんでした。せっかく入学した大学生活で何をすべきか、何をしたいのかわからず、悩んでいました。
そんな悩みを抱えながら、英語学習を始めてから、現在はロンドンで勤務できました。こうした経験からわかったことをシェアします。
是非始めるという一番大きな壁を超えるきっかけになれば幸いです。
就職活動(就活)に向け、何か始めたいと悩んでいる大学生に始めてほしいこと <英語>
- 始めようと思えば、数分後にもはスタートを切ることができる
- 継続するためのコストも安く抑える手段が揃っている
- 就職活動において、企業側の判断材料となる数値(TOEICなど)を示すことができる
大前提として、一番大切なこと
思い立ったら、すぐに始めること。
何も始められていない、何か始めたいと思っている人にとって一番大きな壁は、最初の第一歩を踏み出せないこと。思い立ったが末日、この記事を読んだらまずは始めてみてください。
大学生活はあっというまに過ぎていく
大学生活、気づいたら就活が始まります。
とりあえずサークルやバイトを始める。
そのままなんとなく過ごして時間が過ぎる。
就活モードに突入し焦りだす。
就職活動はすぐにやってきて、自分は大学生活で何をやってきたんだろうと考える自己分析というイベントに突入。何も始めなかった人にとっては非常に苦しいイベントが始まります。
こうした大学生活を変えるきっかけになってくれる一つの選択肢が英語です。
就職活動(就活)においての英語を一から学ぶ意味、やる意味
英語を学ぶことで、大学生活・就活は勿論、社会人になってからの収入にも影響します。
- TOEICなどの資格を通じて、数字でスキルを示すことができる
- 行動範囲が広がり、国際的な交流の機会を得られる
- 収入を上げるきっかけになる
就職活動時、TOEICなど資格を通じて、数字でスキルを示すことができる
まず就活に直結する部分で、TOEICの点数を伸ばすことができ、就活の際に英語ができるというインパクトを与えることができます。TOEICの点数は700点以上(満点990点)あれば、英語を使用する会社での書類審査などでは、英語ができる、英語を勉強してきた、という一定の評価を得ることができます。
TOEIC受験者の平均点が約600点ですので、700点と言えば平均点以上を狙うことになりますが、英語を地道に勉強しながら、TOEICの対策アプリなどを使えば、無理難題な点数ではありません。
TOEICは社会人になってからのキャリア形成にも活用でき、無駄になりません。
TOEICは英語力を示すものではなく、評価に繋がらない?
- TOEICの点数が高い人が英語を話せる人?
-
TOEICの点数が高い人=英語が話せるという関係にはありません。TOEICで高得点を持っている人だけが高い評価を受けることもありません。TOEIC学習で基礎力を得ると同時に英語を話す、書くなどのトレーニングが必要です。
- TOEICは実際の英語力と無関係なので評価されない?
-
そんなことはありません。会社で評価する側も人間です。TOEICで高得点を持っている人、何ももっていない人、まず第一印象で、この人は英語をやってきた、できる、と感じさせることができる人は間違いなく前者です。
行動範囲が広がり、国際的な交流の機会を得られる
英語を学習していくことで、英語を使用する場を求めて、これまでになかった交流を求めることができます。
例えば所属する大学の外国語や国際学部があればそこでも紹介してくれたり、大学が主催するイベントなどもあるでしょう。または国際交流のイベントでググれば色々なイベントを行っています。
そうした場にいけば、国際的な交流活動を得られ、交流した国の人たちとの国境を越えた繋がりを持ち、国際的な視野を広げることができます。
こうした自分自身の活動範囲を日本以外に広げていくことに、英語を学ぶことの醍醐味がります。こうした活動に参加するために、完璧な英語は必要ありません。英語を勉強しているという自信と、その世界に興味を持った自分自身の気持ちが大切です。
これも先ずは行動です。英語を学ぶ⇒国際交流の場を求める、という壁を越えていきましょう。
私も学生時代に、学部は国際系ではありませんでしたが、内閣府が主催する東南アジアの青年との青年交流事業や大学が主催する日米交流プログラムなどに参加しました。
就活では英語ができる+αが求められる
就活では自分が頑張ったことは?や、どうした活動に力を入れ、何を学びましたか?というような質問が必ずされます。ここで英語を頑張りました!というだけではなく、学んだ英語でどうした経験を得たか、ということがあってアピールとなります。
英語はそうした経験を作る原動力になりますし、そうした自発的な行動から生まれた経験こそが、自信を持って語れる、自身の強みとなります。
収入を上げるきっかけになる
英語学習を行い、英語が話せる、聞けるようになると、入社後に海外駐在のチャンスを得るきっかけにもなり、海外で勤務できるという機会に加え、収入も上がります。
海外駐在で得られる収入以上に大きなメリット
海外に暮らすことになりますので、当然その国の旅行や周辺国への旅行も格安で行えることになります。収入以上に大きなライフスタイルの変化ととらえることができます。
例えば私の場合、イギリス国内は車で周れますし、その他周辺の欧州の国にも格安で訪れることができるようになります。日本からイギリスに旅行しただけでも、フライト代とホテル代だけでも数十万かかりますし、期間が短ければ周れる箇所も限定されてしまいます。
アメリカであれば、アメリカ国内や南米といった国にも機会が増えますね。実際にコストを抑えて、大きな経験を得ることができます。
私は二人の息子がいますが、こうした色々な場所を周れる機会は、子供にとっても良い刺激になっていると思っています。
大学生が今日から始められる英語を学ぶための具体的な方法
英語を学べる方法は昔より本当に増えていますし、価格も低価格なものが多く、始めやすいと思います。
- 毎日英語を話す、聞く機会を作る
- TOEIC対策を兼ねて、文法を勉強する
- とにかく行動して、国際交流の場に飛び込む
順番に解説します。
私の経験上、最初の入口として活用でき、無理なく継続できるものを挙げました。
英語の基礎力を上げつつTOEICスコアを上げる ①スタディサプリ TOEIC
まずは最初におすすめする英語学習方法として、TOEICをスタディサプリ TOEICを通じて勉強をする、ことです。
英語を話せる・聞けるようになる上で文法を学ぶということがとても大切になります。
文法なんてちゃんとできなくても伝われば良い、と思っているうちは、英語を勉強すればするほど、話せない、聞けないという壁にぶち当たります。英語の音に慣れても、正しい英語の構成を理解できていないと、難しい話になればなる程、何か聞き取りはできたんだけど、意味が全く分からない、と苦しみます。
スタディサプリTOEICとは
リクルートが提供するスマホ1台で学習できる講義形式の英語学習です。アプリ内で自分の空いた時間に、講義で学ぶ、問題を解く、単語を覚えるなど、TOEICに必要な学習を効果的に行うことができます。
TOEICを付焼き刃のテクニックだけでなく、英語力の基礎を上げながら、TOEICの点数を上げていきましょう、という考えのもと講義動画を提供する関先生の動画が秀逸です。
スタディサプリの魅力
- 移動中などスキマ時間に学習可能なため、無理なく継続的可能
- わかりやすい講義動画により、英語学習で最重要な文法を学習可能
- 問題集もアプリ内に数多く用意されており、且つ解説動画も充実している
- TOEICの点数のためだけでなく、同時に文法、英単語の基礎力を上げていける
移動中などスキマ時間に学習可能なため、無理なく継続的可能
就職活動まで時間のある人も、無い人も大学生活の時間は非常に限られたもの。
英語だけに無心に時間を費やすということも難しい、且つ他のことにも打ち込む時間が必要です。
できることはスキマ時間に終わらせてしまおう、という時に役立つ学習法がスタサプです。特に通学を公共機関を利用している方は、電車、バスでの移動中に終わらせてしまうことが可能です。
英語は毎日、継続するということが大切です。学習する習慣を作るためにはうってつけのアプリです。
わかりやすい講義動画により、英語学習で最重要な文法を学習可能
文法を基礎から学ぶことができる5分程度の短い講義動画がこのアプリの魅力です。
英語を聞く、話すためには英語を文の構成から学ぶことが大切です。文の構成を学ぶことで、リスニングの時に理解できる、リーディングの時に読めるようになる、スピーキングで伝わる英語を話せるようになります。
この講義動画で文の構成を身につけるために文法を学び、問題に取り組むことができるサイクルになっています。
問題集がアプリ内に数多く用意されており、且つ解説動画も充実している
TOEICの問題に関する動画、問題集も非常に充実しています。
- TOEICのPart1からPart 7まで全て網羅されており、全部で150レッスン用意されています。
- TOEIC20回相当分の問題集で、TOEICの問題にも慣れていきます。
TOEIC学習はTOEICのためにあらず、しっかり基礎力を上げていきます。
講義動画で学んだ内容をインプットし、練習でアウトプットしていきます
文法を学びつつ、TOEICの問題で実戦の経験値を上げていきましょう
スタディサプリのデメリット
私が使っていてあったら良いなと思った機能が、英単語の音声機能です。厳選された英単語を学習できるコンテンツになっているので、そこは問題無いのですが、英単語を読んで、日本語の意味を音声で自動で繰り返してくれるという機能がありません。
私は英単語は歩いている間などにも聞き流して覚えたいタイプなので、そこが物足りないと思ってしまいました。そのため、私は英単語学習にはアルクが提供しているキクタンアプリを使っていました。キクタンの中にチャンツというリズムに合わせて英単語を流してくれるので、駅までの徒歩、駅から駅までの乗り換えの徒歩、駅から会社までの徒歩、といった感じでずっとチャンツを流していました。
驚くことなかれ、完全無料でダウンロードできますので、自分にあったレベルのキクタンをダウンロードして使ってみてください。
毎日英語を話す、聞く機会を作る
英語学習の基礎を学ぶことと同時並行で、英語を話す機会を毎日作るべきです。中学生、高校生と英語を勉強してきて英語を話せないのは、そもそも英語を話す機会が与えられていないからです。実際に英語を使ったことがなければ、いざ英語を使うという場で英語は話せません。
毎日英語を話すにはどうしたら良いか?
オンライン英会話を使えば毎日、低価格で英語を話す実戦の場を作ることが可能です。私が学生の頃はまだ通学型の英会話が主流でしたが、今では自宅でスマホ1台あれば、英会話レッスンを受けることができます。
オンライン英会話は1レッスン25分のレッスンを先生とマンツーマンで受講するスタイルです。コース内容によって料金は異なりますが、日常会話コースなどであれば、毎日受講しても約3,000円でスタートすることも可能です。先生が欧米の先生よりも、フィリピンなどの国の先生がメインとなりますが、そこは正直気になるデメリットではなく、英語を毎日使うというメリットが遥かに上回ります。
- 事前予約制だが、直前の予約、キャンセルも可能なため、自分の予定に合わせやすい
- カリキュラムも多数用意されており、自分に合ったレッスンが可能
- 早朝から深夜まで開校しているので、自分のライフスタイルにあった時間を選択可能
殆どのオンライン英会話が無料体験を数回用意しており、無料体験を行ってから入会するかどうかを決めることができます。なので、結論全部試してみて、自分に合うオンラインスクールを探してみましょう。
私が過去に利用してきたオンライン英会話の一覧です。
- レアジョブ英会話
2007年設立の国内最大級のオンライン英会話サービスです。国際基準(CEFR-J)に則った教材開発や講師のトレーニングを行なっており、大手オンライン英会話としてサービスが充実しています。
2. ネイティブキャンプ
ネイティブキャンプは予約必要無し、1日無制限にレッスンを受けられる業界初のシステムを採用している驚きのオンライン英会話です。現在7日間の無料体験を実施中ですので、7日間喋り尽くして見てください。
3. QQ English
私が渡英前に英語力をラストスパートで高めたいと思い利用したオンライン英会話です。4倍速の速度で英語脳を育てるカランメソッドの認定校として数少ないオンライン英会話スクールです。カリキュラムが充実しています。
4. ビズメイツ
私が初めて利用したオンライン英会話です。当初ビジネス英会話を学びたい、という目的からオンライン英会話を始め、ビジネス英会話の大手ビズメイツを利用しました。ビジネス英会話のテキストを利用した実のあるレッスンが魅力です。
5. 産経オンライン英会話
産経グループならではの、産経新聞を利用した英文ニュースを題材にしたディスカッションが魅力のオンライン英会話です。日本語で書かれた元の記事も比べて読むことができ、英語と日本語の表現の違いも合わせて学ぶことができます。
- オンライン英会話最大手でまずは無料レッスンを試してみるならレアジョブ英会話
- 予約無しに一日何度でもレッスンを受けたいならネイティブキャンプ
- ビジネス英語を学びたいならビズメイツ
- 充実したカリキュラムを試してみたいならQQ English
- 新聞社のリソースを活かした教材を試したいなら産経オンライン英会話Plus
とにかく行動して、国際交流の場に飛び込む
英語学習と同時に、自ら国際交流の場を求めて飛び込んでみてください。
- 英語を実際につかってコミュニケーションできる
- 自分が学んできた英語を実際に使うことでモチベーション向上に繋がる
- 海外に友人の輪が広がる
- 参加する日本人の輪も広がる(これまで出会ってこなかった人達との出会い)
- 考え方の違いを知ることで、視野が広がる
これらの行動に本気で取り組めば、就職活動の面接で語れる強い武器になるはずです。誰かにやらされた、やらざるを得ない環境にある、ではなく、自分が申し込んで、自分の意志で動いて参加した活動には魂がこもった話ができます。
これが英語を学ぶ醍醐味です
これまで就活に焦点を当てて話しましたが、こうした海外の人たちと交流できる、ということが何よりも英語を学ぶ醍醐味だと思います。
英語を学ぶことで、自分の友人の輪、行動領域、そして大げさでは無く人生も変えてくれるのが英語だと思っています。是非英語学習を始めてみてください。
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