留学生活も半分が過ぎ、少し方向性を見失ったりしている留学生がいたら、帰国までにやり遂げる何かを見つけることが大切です。
そんなあなたに目標の一つとして、ケンブリッジ英語検定試験をおすすめします。
ケンブリッジ英検って?
100年以上の歴史を持ち、世界中で実施されている英語検定試験(ちなみにTOIECは始まって40年程)です。特に欧州、北米ではTOEICよりも認知されています。
どんな試験か?
試験は4つの英語力を測定します。
- 「読む Reading」
- 「聞く Listening」
- 「話す Speaking」
- 「書く Writing」
上記の4つを満遍なく、みっちり勉強をして英語力を伸ばしていかなくてはならない試験になっています。
また、レベルによって、6つの階級に分かれており、その時点で自分の目覚す試験を選ぶことが可能です。
留学先でケンブリッジ英検をすすめる3つの理由
- 英語力を満遍なく伸ばすことができる
- 帰国後は取得するのは難しい
- ESL の通常の授業よりも内容が濃い授業
英語力を満遍なく伸ばすことができる
これがメインの理由です。
試験内容が読む、聞く、話す、書く、と生きる上で必要な手段を全て網羅しているので、ケンブリッジ英検のために勉強することで、総合的に使える英語を身につけることが可能です。
まさに、留学での英語力向上の総仕上げにすることができる試験です。
この時に学んだwritingの技術、知識などは社会人になってからも、引き続き活用しています。
もう一つ付け加えると、留学先でTOEICのために勉強することはおすすめしません。ケンブリッジ英検のために勉強すれば、自ずと英語力は伸び、TOIECの点数も上がっていきます。
私もケンブリッジ英検の勉強を始まる前と3ヶ月後受験後に受けたTOEICでは200点以上も得点がアップしていました。
TOEICは帰国後に受験すれば良いと思うことと、日本帰国後でも得点は上げることは可能です。
帰国後合格することは難しい
TOIECは帰国後も得点を上げることはできる反面、個人的な見解ですが、日本に帰国後にケンブリッジ英検のために勉強をして、合格することは難しいと思います。
というのも、私はFCEというレベルを受験し、合格しましたが、3ヶ月間朝から晩までみっちり勉強して合格することができました。しかも留学先で日本語さ話さないので、英語漬けの環境下で、です。これを日本に帰ってから、この環境を作る、というのは無理があります。
また、帰国後は日本で最も認知されているTOEICを受験する機会が増えると思います。ケンブリッジ英語検定のために勉強をすればTOEICの点数は上がりますが、TOIECの勉強をしても、ケンブリッジ英語検定に合格することはまずありません。
TOEICの勉強ケンブリッジ英検は日本ではあまり認知されておらず、TOEICの方が認知されており、その点数で英語力を測っている企業もまだ少なくありません。よし、ケンブリッジ英語検定を受けよう、とはなりにくいんですね。
そのため、ケンブリッジ英語検定は資格のために勉強するというよりも、英語力を飛躍的にアップさせるために受験する、留学先で受験することをおすすめします。
ESLの通常の授業よりも内容が濃い授業
ESLや語学学校でカリキュラムが組まれているケンブリッジ英語検定のクラスは、基本的に3ヶ月間同じクラスでみっちり勉強するいうスタイルになっています。
そのため、同じ目標、高いモチベーションを持っているクラスメートへの授業となるため、質の高い授業を受けることが可能です。
以上がケンブリッジ英語検定を一つの留学先での目標に設定することをすすめるポイントです。ケンブリッジ英語検定が就職に有利とか、そういうことはわかりません。私も貿易関連の仕事をしているので、何かしらアピールポイントにはなったかもしれません。
しかしながら、就職に有利という観点だけではなく、長い目で自分にとって糧になる、そういう選択をしてみることが重要だと思います。
ケンブリッジ英語検定の受験は、私にとってそれだけの素晴らしい経験だったと思っています。是非留学先でケンブリッジ英語検定について確認してみてください。
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